NHK「花子とアン」期間平均視聴率22・6% だとさ。

テレビ・ラジオ

デイリースポーツ 2014年9月29日配信

28930443 27日に最終回を迎えた、女優・吉高由里子がヒロインを演じたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」(全156話/月~土曜、午前8・00)最終話の視聴率が22・3%だったことが29日、分かった。同日にNHKは期間平均視聴率(全話平均)が、過去10年の朝ドラ最高、今世紀(01年以降)では2位タイとなる22・6%だったことを発表した。

 同作は「赤毛のアン」の翻訳者・村岡花子さんの明治、大正、昭和にわたる、波乱万丈の半生記。今年3月31日の初回を21・8%で好スタートを切ると、その後も高水準で推移した。週間平均は全26週とも21%超を記録し、最高は7月5日の25・9%。

 期間平均は過去10年では最高。01年以降の朝ドラでは02年前期「さくら」(23・3%)に次ぎ、01年「ほんまもん」と並ぶ2位タイ。大ヒットした13年前期「あまちゃん」(20・6%)、13年後期「ごちそうさん」(22・3%)を上回った。

【01年以降の朝ドラ期間平均上位】
 ◆02年「さくら」…………23・3%
 ◆01年「ほんまもん」……22・6%
 ◆13年「ごちそうさん」…22・3%
 ◆01年「ちゅらさん」……22・2%
 ◆03年「こころ」…………21・3%
 (数字は関東地区、ビデオリサーチ調べ)

印象としては、翻訳出版ものという地味目のテーマで、比べると派手目なキャスト、演出と脚本で話題になったあまちゃんを上回ったのが印象的。意図したのかどうかは分からないが、時代の空気が不戦から参戦へと変わろうとしている世相を斜めに睨んだ展開には驚いた。どう見ても戦争賛美には思えないが、現政権に尻尾を振ってる会長、委員が並んだ上層部に、現場の理性が勝ったのか?国営放送とあきらめているが、NHKにはまだ放送人としての良識が残っているのか?だとすれば、頑張れ!で、ためしてガッテンの医学会、製薬利権に与するような偏向内容を是正してくれ。