Apple Watchアプリの開発がスタート……「WatchKit」提供開始
RBB TODAY 11月19日(水)16時8分配信
米アップルは19日、「Apple Watch」のソフトウェアツールセット「WatchKit」の提供をデベロッパー向けに開始した。WatchKitを利用することで、Apple Watch向けアプリケーションの開発が可能となる。
WatchKitは、iOS 8.2 SDKベータに含まれる形で、iOS Developer Programメンバーに提供される。WatchKitを使うことで、Apple Watchのインターフェイスに合わせたアプリケーションや、グランス、アクション通知を作成できる。また、Force Touch、デジタルクラウン、Taptic Engineのような新テクノロジーを使った開発も可能となる。プログラミングガイド、ヒューマンインターフェイスガイドライン、テンプレートなども提供中だ。
具体的なデベロッパーとしては、ESPN、Instagram、American Airlinesなどの名前があがっている。
同社のワールドワイドマーケティング担当シニアバイスプレジデントのフィリップ・シラー氏は「WatchKitは、すばらしい才能が結集されたiOSのデベロッパーコミュニティに対して、ユーザーの手首の上で生みだされる、わくわくするような新しい体験を作り出すのに必要なツールを提供します」とコメントしている。来年後半からは、Apple Watch向けの完全ネイティブアプリケーションが作成できるようになる予定。
やっとこさ開発キットが配布になったようだが、今までと違った切り口のアイデアがいっぱい出てくることを期待したい。Mac関係でイマイチ新製品にがっかり感が蔓延しているので、ワクワクしてるけど、こっちはがっかりさせないでほしいぞ。