中央日報日本語版 9月24日(水)7時54分配信
アップルに新製品効果が表れている。アップルの善戦にサムスン電子は緊張している。アップルは22日(現地時間)iPhone6とiPhone6プラスが発売3日間で販売量1000万台を超えたと発表した。2007年に初めてiPhoneを発売して以来、同じ期間では最多記録。ティム・クック最高経営責任者(CEO)は異例にも声明を出し、「初期の販売量が会社の期待をはるかに上回り、うれしく思う」と述べた。特に今回の記録は世界最大スマートフォン市場の中国を除いた数値であり、販売量は今後さらに増える見込みだ。
サムスン電子はアップルの動きに注目している。野心作「ギャラクシーノート4」の販売を26日に控えた中、iPhone6が予想以上の人気だからだ。特にサムスンとしては4-6月期、「ギャラクシーS5」など主力スマートフォンの販売不振で実績が振るわず、今回のギャラクシーノート4の善戦が非常に重要だ。サムスン電子の関係者は「ノート4がヒットしてこそ企業が生き残るという言葉が出ているほど」とし「幸い、3日にドイツで初めて公開した後、海外メディアや専門家の反応は非常に良いようだ」と述べた。
サムスン電子は24日に国内公開イベントを開き、ギャラクシーノート4の成功に向けて総力をあげる方針だ。製品の紹介も3日にドイツで行事を行った李燉珠(イ・ドンジュ)無線事業部戦略マーケティング室長(社長)が引き受ける。
成功の2大キーワードは「性能」と「中国」。ギャラクシーノート4はハードウェアのスペックでiPhoneを上回る。大きさが似たiPhone6プラス(5.5インチ)と比べると、その差ははっきりと分かる。ノート4の解像度はクアッドHDで、フルHDのiPhoneを上回る。カメラもノート4(1600万画素)がiPhone(800万画素)より優れている。
特にサムスンはノート4を韓国と中国で同時販売する。サムスンが戦略フォンを中国で最初に発売するのは今回が初めてとなる。サムスン電子無線事業部の関係者は「ギャラクシーSシリーズが欧州で人気があるなら、ノートシリーズは韓国と中国で特に反応がよかった」とし「中国で成功するかどうかがノート4全体の成否に直結すると予想される」と話した。
問題は市場の環境が厳しいという点だ。iPhoneに加え、中国の華為、日本のソニーなどが韓国市場に飛び込み、いつよりも「下半期のスマートフォン大戦」が激しくなる見込みだ。
中国華為は10月中にLGユープラスを通じて、5インチのフルHD画面に3100mAh大容量バッテリーを搭載した「オナー(Honor)6」を発売する予定だ。国内価格は1台あたり30万-50万ウォン(約3万-5万円)と予想される。ソニーは29日に野心作「XPERIA Z3」を、LG電子も10月に6インチ級スマートフォン「Gプロ3」を発売する予定だ。
サムスン電子の関係者は「通常ギャラクシーSシリーズが発売25日間ほどで販売1000万台を超えたことを考え、今回もその程度を期待している」としながらも「iPhoneのマーケティング効果、英語圏の消費者に対する限界、多様な競争品の登場などは負担要因」と話した。
スペック厨にはウケが良いかもしれないけど、韓国端末は使用感がまったく洗練されていない。パクリを積み上げてきたことで、哲学やユーザーのライフスタイルなど、製品がもたらす世界観が圧倒的に欠如しているな。まぁ、Apple Watchでとどめを刺されるまでせいぜい頑張ってください。