<馬泥棒>栃木で4頭盗み九州で食肉業者に売却
毎日新聞 11月18日(火)1時15分配信
栃木県警下野署は17日、厩舎(きゅうしゃ)から馬4頭(計100万円相当)を盗んだとして茨城県笠間市平町、アルバイト、鶴田一樹容疑者(26)を窃盗容疑で逮捕した。容疑を認めているという。
容疑は、8月3日午後7時半ごろから4日午前8時半ごろにかけて、栃木県内の乗馬クラブが所有する同県下野市下坪山の食肉馬用厩舎から馬4頭を盗んだとしている。同署によると、馬運搬用のトラックなどを使って九州まで運び、食肉業者に売却したとみられる。
鶴田容疑者は、2006年秋の兵庫国体馬術競技で優勝している。【田内隆弘】
最後にオチのような馬術歴が出て「ああ、馬の扱いには慣れてるんだな」と、納得している場合ではない。金欲にわかブリーダーによるとみられる成犬の大量廃棄やこの事件などは、単なる犯罪というより、命を何だと思ってるのかと問い詰めたい。長い間金権社会が蔓延してきた故か、格差が凄まじく進展しているせいか「まずは金」「生活のために」ということを平気で言い訳にする輩が多すぎる。事件の見出しを見ているとまるで中国に居るかのような錯覚すら覚える。