関テレ たかじんさん冠外す…読テレも急転追随か
デイリースポーツ 3月10日(火)
関西テレビは9日、昨年1月に他界したタレント・やしきたかじんさんの冠番組「たかじん胸いっぱい」(土曜、正午)に関して、番組タイトルからたかじんさんの冠を外すことを発表した。4月から「胸いっぱいサミット!」と改題して放送する。昨年1月の他界後も、在阪テレビ3局の3番組が、たかじんさんの名前を冠した番組タイトルを継続使用してきた。冠が外れる決定は今回の関西テレビが初めてで、他局が“追随”する様相を呈している。
「-胸いっぱい」は放送11年目に突入した、たかじんさん3番組の中でも最長寿番組。関テレは今回の決定について「1月に一周忌特番も放送し、いつかは番組がたかじんさんの名前に頼らず、自立する必要があるとの機運が高まり、4月改編を機に変更することになった」と経緯を説明した。
ただ番組内容や出演者に大きな変更はなく、本音トークで世の中の事象を斬る精神は受け継ぐという。たかじんさんのトレードマークだった、進行役が指示棒でパネルをバンバンと叩いて解説などを行うスタイルも継続。たかじんさんの写真が飾られたスタジオセットは「現在調整中」だという。
同局はたかじんさんの家族にも、タイトル変更の了解を得たことを説明。今回の決定と、現在たかじんさんの家族が絡む複数の訴訟が発生している問題との関連性については「関係はありません」とした。
一方、冠継続の方針を打ち出していた読売テレビが「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜、午後1・30)に関して、4月改編を前に急きょ、再検討を行ったことが判明。今年1月に望月規夫社長が「『委員会』は視聴率がいい。冠を外す、ということについてはノーアイデア。具体的には考えていない」と明言していたが、その後に状況に変化が生じたもよう。この日、同局は最終結論について「現在作業中。12日に発表させていただく」と表明した。
一方、「たかじんNOマネーBLACK」(土曜、午後1・00)を放送しているテレビ大阪は「11日に改編発表を行う席でご質問があれば」と話すにとどめた。関係者は、今回の冠問題が3局“横並び”の動きであることを否定し「各局の判断です。うちはさほど大きな変更はない」としている。
最近宝島社から出た『百田尚樹『殉愛』の真実』で、そのペテン性、嘘を徹底的に暴かれた作家まがいのおっさん。暴露本の執筆陣には『ゆめいらんかね やしきたかじん伝』(小学館)の著者である角岡伸彦氏、『マングローブ ─テロリストに乗っ取られたJR東日本の真実』(講談社)などの著作で知られる西岡研介氏という、ともに神戸新聞記者を経て講談社ノンフィクション賞を受賞した2人の筋金入り、本物のジャーナリストが名を連ねている。もちろん内容は関係者に徹底的に取材してウラを取った内容だ。中でも面白いのは遺産をめぐる夫人の怪しい動きで登場するメモの筆跡鑑定を行い。日本の鑑定の権威に「たかじんの書いた文字ではない」と断言させていることだ。メモを捏造までして遺産を可能な限り総取りしようとした夫人の行動には恐ろしいまでの金への執着を感じるが、その夫人が利権である「たかじんの冠」を外させるとはどういうことなんだ?とこの報道で驚いた。ようやく馬鹿揃いのテレビ関係者も、さすがに報道局を内部に持つ身としては、暴露本の真実性に照らしてその胡散臭さに危険を感じ、動いたのか?と思ったが、どうやら夫人が「金をもらえるなら外してもいい」という手打ちに出た気配を感じる。屍に群がって利権を漁る連中も、暴露本をきっかけに本性が明かされはじめ、金の回収の潮時と見たのか?かつて真っ先に冠外しの気配があったテレビ大阪は、その後工作されたのかコメントにあるよう沈静化してる。いくらなんでも屍商法に加担するような所業はそろそろ謹んでもいいのではないだろうか?それとも徹底的にスキャンダラスな真実が出るまで、知らんぷりして利権の再配分に預かるのかな?
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