萩原流行さんがオートバイ運転中、青梅街道の事故で死亡。享年62

萩原流行芸能

<萩原流行さん>オートバイ事故で死亡

毎日新聞 4月22日(水)

萩原流行 22日午後6時ごろ、東京都杉並区高円寺南の青梅街道で、オートバイに乗っていた俳優の萩原流行(ながれ)さん(62)が、交通事故で死亡したことが捜査関係者への取材で分かった。警視庁杉並署が事故の詳しい状況を調べている。
萩原さんは昨年10月に、乗用車を運転中に歩行者と接触して走り去ったとして、自動車運転処罰法違反(過失傷害)などの疑いで先月書類送検されていた。【松本惇】

俳優の萩原流行さん死亡 オートバイで転倒か NHK 4月22日 22時45分

俳優の萩原流行さん死亡 オートバイで転倒か

萩原流行の事故現場俳優の萩原流行さんが22日夜、東京・杉並区の路上で倒れているのが見つかり、その後、死亡しました。警視庁は萩原さんがオートバイに乗っていて転倒したとみて、詳しい状況を調べています。
22日午後6時ごろ、杉並区高円寺南の青梅街道で男性が倒れているのが見つかり、病院に運ばれましたが、およそ1時間半後に死亡しました。
警視庁が免許証などを調べたところ、死亡したのは俳優で杉並区に住む萩原流行さん(62)、本名、萩原光男さんと分かりました。
警視庁によりますと、萩原さんのそばには乗っていたとみられるオートバイが倒れていたということで、警視庁は萩原さんがオートバイに乗っていて転倒したとみて、詳しい状況を調べています。
現場は東京メトロ丸ノ内線の東高円寺駅から西に400メートルほどのところです。

突然の訃報で詳細は不明だが、事故現場のバイク(愛車のハーレーか?)の映像がニュース映像として流れていたので、続報があるだろう。昨年の事故の影響やうつ病との関係については今の所不明。何れにしても心よりご冥福をお祈りします。

(毎日新聞 2015年04月22日 22時03分(最終更新 04月23日 07時23分)
警視庁杉並署と同庁交通捜査課によると、現場は片側3車線の直線道路で、萩原さんはオートバイに乗って真ん中の車線を走っていたが、左から車線変更しようとしたワンボックスカーと接触して転倒し、後ろから来た乗用車に胸をひかれたとみられる。ワンボックスカーと乗用車の運転者から詳しい事情を聴いている。

毎日新聞や朝のワイドショーなど続報によると、萩原さんは片側三車線の中央車線を走行中に左車線から進路変更してきた車と接触し転倒、萩原さんが一番右の車線に投げ出されるようになったところへ後続の車が轢いたとのことだ。さらに続報ではこの事故の引き金となったワンボックスカーは実は警察車両(護送車)出会ったとの報道がなされている。こうなったら確実に警察は自己保身に回ってしまうので、残念ながら萩原さんは死人に口なしとして、自己責任的な方向へと向かうのではないだろうか。誠にお気の毒としか言えない。権力ばかりが強化され一般国民はないがしろにされる国、未来は本当に暗い。

萩原流行さんのプロフィール

本名:萩原 光男(はぎわら みつお)
生年月日:1953年4月8日
没年月日:2015年4月22日(満62歳没)
出生地:東京都世田谷区
死没地:東京都杉並区
血液型 O
配偶者:萩原まゆ美
東京都世田谷区出身、世田谷学園中学校・高等学校卒業後、劇団ザ・スーパーカムパニイ、1982年につかこうへい事務所に。同年つかの戯曲を元に製作された映画「蒲田行進曲」に出演して注目された。オーケープロダクションを経て、最終所属は個人事務所。血液型はO型。身長173cm。妻は舞台女優の萩原まゆ美。
2008年12月、自身の俳優としてのDNAを継承すべき場として萩原流行アクターズスタジオを開設。
2015年4月22日、東京都杉並区の道路上で倒れているところを発見され、病院に搬送されたが、死亡が確認された。62歳没

エピソードなど

  • デビュー作で大抜擢され、当時トップアイドルであった岡崎友紀のリフトをし、ちょうど岡崎の臀部を支えるパートを毎日務めた。
  • 気さくでひょうきんなキャラクターと見られており、石原良純とそっくりな怒り方(「何だよー!知らねぇよ」など)は神奈月にまねをされている。最近は神奈月だけでなく香取慎吾も、同じフレーズを用いてまねをしている。
  • 麻雀好きでフジテレビ(現在はCSのフジテレビONE)で不定期放送のわれめでポンに度々出演して優勝したことがある。
  • 初期の俳優活動では2時間ドラマの卑劣な犯人役をすることが多かった。そのため、地方でのロケでは地元のお婆さんから石を投げられたことがあると『森田一義アワー 笑っていいとも!』「テレフォンショッキング」出演時に吐露した。
  • 親友だった松田優作が主演した映画『ブラック・レイン』のオーディションを受けたが意中の役は射止められなかった。その際、松本刑事の部下役で打診されたが丁重に断った。しかし、松本役が高倉健だと後で知って後悔したと『カミングダウト』(日本テレビ)で語っている。
  • ウエスタンルックを好み、普段着としても愛用しているだけでなく、バラエティ番組などではそれを着用しての出演が多い。
  • フジテレビ系列で放送されているバラエティ番組『ウチくる!?』には「斎藤和夫」という名前で出演する。
  • 大の猫好き。『クマのプーさん』が大好きで、本人曰く「パジャマもプーさん」である。
  • ジャニーズJr.のユニット・Ya-Ya-yahの元メンバーで現在は俳優の鮎川太陽が好みのタイプらしく、写真をいつも財布に入れて持ち歩いていた。(なぜ?)
  • うつ病を妻とともに患い、通院・服薬を続けている。そのためトーク番組などで闘病経験を語る出演も多い。
  • 不用意な発言が多く、司会を担当した『5時に夢中!』(TOKYO MX)は3か月で降板させられた。
  • 神奈月にはものまねされているが、萩原自身も逆に神奈月と武藤敬司のものまねしたことがあり、これを見ていた武藤も「誠意には誠意で」と言って、武藤が萩原のモノマネを披露したことがある。
  • 神奈月が萩原夫妻の前で流行のものまねを披露した時、流行は「全然似てねーよ」と否定したが、妻は大笑いし「そっくり」と絶賛した。

萩原流行 主な出演作品

舞台

ミュージカル 母をたずねて三千里(石毛恭子主演、1976年)
ホワイトレビュー
ちんぴら遊侠伝(ザ・スーパーカムパニイ)
デストラップ(死の罠)(自由劇場)
ウーマン・イン ブラック(パルコ劇場)
GANKUTSUO(青山劇場)

テレビドラマ

NHK
嫁ぐ日 ’84(1984年)
大河ドラマ
独眼竜政宗(1987年) – 布施定時 役
炎立つ(1994年 )- 清原真衡 役
元禄繚乱(1999年) – 土屋主税逵直 役
少年たち(1998年) – 松下経雄 役
びいどろで候〜長崎屋夢日記(1989年) – 辺見鋭之介 役
ロッカーのハナコさん(2002年) – 大竹専務 役
日本テレビ系列
ニッポン親不孝物語(1985年)
刑事物語’85(1985年) – 大坪省三 役
火曜サスペンス劇場
「傍観者殺人事件」(1986年)
「髪(ヘアー)」(1987年)
「宵待草殺人事件」(1989年10月) – 谷崎潤一郎 役
ミスティガール紅子シリーズ – 平岡刑事 役
「ミスティガール紅子1・殺人者は二度ノックする」(1989年10月) – 平岡刑事 役
「ミスティガール紅子2・南青山虚飾コレクション」(1990年11月13日放送) – 平岡刑事 役
「松本清張スペシャル・家紋」(1990年2月)
「取調室7」(1997年9月) – 三田川竜彦 役
「検事霧島三郎7」(1999年)
「小京都ミステリー28」(2000年8月) – 河合達夫 役
「うさぎと亀 〜桜の樹の下で〜」(2003年) – 大場文彦 役
花嵐の森ふかく(1988年)
奇兵隊(1989年12月30日-31日) – 井上聞多 役
闇を斬る!大江戸犯科帳 第3話「闇奉行対闇奉行」(1993年) – 井坂圭吾 役
鶴姫伝奇 -興亡瀬戸内水軍-(1993年)
家なき子2(1995年) – 木崎亨 – 役
終戦記念ドラマスペシャル・この世界の片隅に(2011年8月5日) – 浦野十郎 役
TBS系列
くれない族の反乱(1984年)
東中学3年5組(1984年)
家族ゲームII(1984年)
知りすぎた男(1985年3月10日) – 主演- 宮下明 役
遊びじゃないのよ、この恋は(1986年)
おめでた(1989年)
金田一耕助の傑作推理 第12作『魔女の旋律』(1991年)
演歌・唱太郎の人情事件日誌(1997年)
3年B組金八先生スペシャル(1998年・第4シリーズの佐藤賢二の父 役)
メモリー・オブ・ラブ(2004年 – 2005年、毎日放送) – 羽純の実父 役
水戸黄門 第31部 第23話「次期将軍を狙った野望」(TVスペシャル、2007年9月17日) – 木下露庵
フジテレビ系列
スケバン刑事III 少女忍法帖伝奇(1986年 – 1987年) – 般若 役
プロゴルファー祈子(1987年、大映テレビ) – 野沢剣二 役
ラジオびんびん物語(1987年) – 制作部ディレクター 役
教師びんびん物語
教師びんびん物語 第1シリーズ(1988年) – 萬田亀造) 役
教師びんびん物語 第2シリーズ(1989年) – 安田副校長 役
京都サスペンス「妻たちのパスポート・けがれを流す賀茂の水」(1988年10月、関西テレビ・京都映画)
世にも奇妙な物語
お墓参り(1990年) – 主演
おれに関する噂(1991年) – 主演
不思議サスペンス「結婚式の客」(1991年、関西テレビ・松竹) – 主演
白いシャツの女(1992年)
冬の訪問者』(1994年、関西テレビ) – コクブ 役
君を想うより君に逢いたい(1995年、関西テレビ) – 田沼圭吾 役
銭形平次 第5シリーズ 第7話「危険な関係」(1995年) – 宇之助 役
鬼平犯科帳 第7シリーズ 第6話「殺しの波紋」(1997年) – 富田達五郎 役
踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル(1998年10月6日) – 東京消防庁火災調査官 役
金曜エンタテイメント
ナースな探偵2(1998年) – 柳沢邦男 役
おばさんデカ 桜乙女の事件帖6(1998年7月) -浜野博 役
御家人斬九郎 第5シリーズ 第6話「捨値五両」(2002年) – 勝田彦右衛門 役
テレビ朝日系列
土曜ワイド劇場
疑惑の男(1984年、東映)
復讐法廷(1997年) – 林田武樹 役
温泉若おかみの殺人推理8(2000年) – 星川英治 役
[西村京太郎]]サスペンス『鉄道捜査官』 第8作(2007年) – 森本刑事 役
はみだし刑事情熱系(1998年)
暴れん坊将軍VIII 第20話「好きです! さらわれた鶴姫」(1998年) – 朝倉主水正 役
アンナさんのおまめ 第6話(2006年) – 大河原権造 役
ダブルス〜二人の刑事 第7話(2013年) – 森重六郎 役
テレビ東京系列
新春ワイド時代劇
宮本武蔵(1990年1月2日) – 吉岡清十郎 役
徳川剣豪伝 それからの武蔵(1996年1月2日)
炎の奉行 大岡越前守(1997年1月2日) – 徳川宗春 役
赤穂浪士(1999年1月2日) – 柳沢吉保 役
忠臣蔵〜決断の時(2003年1月2日) – 天野屋利兵衛 役
竜馬がゆく(2004年1月2日) – 吉田東洋 役
女無宿人 半身のお紺(1991年) – 平手造酒 役
あばれ八州御用旅第4シリーズ 第1話(SP)「男涙の大利根無情!抜荷街道の謎を追え!」(1994年4月) – 平手造酒 役
女と愛とミステリー
松本清張特別企画・喪失の儀礼(2003年12月) – 小池為吉 役
松本清張特別企画・黒い画集〜紐(2005年1月) – 難波達郎 役
水曜シアター9
温泉仲居・小泉あつ子の事件帳(2009年9月)

映画・オリジナルビデオ

蒲田行進曲(1982年、松竹) – 勇二役
修羅がゆく1 – 13(東映ビデオ・KnacK) – 伊能政治役
里見八犬伝(1983年、東映・角川映画) – 妖之介 役
嵐が丘(1988年、東宝) – 秀丸 役
遊びの時間は終らない(1991年、東宝) – 柏崎 役
愛の新世界(1994年、東映) – 澤登 役
モスラ(1996年、東宝) – 田川義徳 役
君はまだ、無名だった。(2005年、フルメディア/プラウドマン/KTJ) – 橘章吾 役
喰いしん坊! -大食い開眼編-(2007年、メディアワークス) – ハンター錠二 役
喰いしん坊! -大食い苦闘編-(2007年)
喰いしん坊!3 大喰い敵対篇(2008年8月25日、オールインエンタテインメント)
喰いしん坊!4 大喰い激闘篇(2008年12月25日、オールインエンタテインメント)

バラエティー・教養番組

ゴールデンスロット(びわ湖放送ほか、2005年4月 – 2006年9月)
5時に夢中!(TOKYO MX、2006年10月 – 2006年12月、司会) – 不用意な発言の頻発で3か月で降板した。
マジカル頭脳パワー!!(日本テレビ)
ダウンタウンDX(読売テレビ)
それ行けKinKi大放送(日本テレビ)
踊る!さんま御殿!!(日本テレビ)
いい旅・夢気分(テレビ東京)
コミュニTV 熱情放送(CATV)
ウイニング競馬(テレビ東京、2007年4月 – 2008年3月、司会)
日本史サスペンス劇場「奇妙な夫婦 夏目漱石とその妻」(日本テレビ、2009年2月11日) – 夏目漱石 役
感道大陸!アメリカ (BS-TBS、2012年9月2日) – 旅人

テレビCM

アコム
ひらかたパーク(2005年夏のプールのイメージキャラクター)「お父さん、萩原流行が流れてるよ」と言う子供の台詞がある。

ゲーム

東京シャドウ – 高城礼二朗 役

ラジオ

ミュージック・ハイウェイ(TBSラジオ裏送り制作、JRN系全国ネット、2001年10月 – 2003年3月)
愉快!痛快!阿藤快(静岡放送、2008年4月5日、ゲスト)

●萩原流行オフィシャルブログ(もともとあまり更新されてない。昨年1月が最終更新)