英俳優クリストファー・リーさん死去、享年93

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英俳優クリストファー・リーさん死去、93歳

AFP=時事 6月11日(木)21時58分配信

クリストファー・リー映画『吸血鬼ドラキュラ(Dracula)』でのタイトルロールや、「ロード・オブ・ザ・リング(Lord of the Rings)」「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズでの悪役などで知られる英俳優クリストファー・リー(Christopher Lee)さんが、今月7日に死去していたことが分かった。93歳だった。英ロンドン(London)・ケンジントン&チェルシー王立区(Royal Borough of Kensington and Chelsea)の地元当局者が11日、AFPの取材に明らかにした。
英紙デイリー・テレグラフ(Daily Telegraph)によると、リーさんは呼吸器系の問題と心臓疾患で3週間にわたり入院していた病院で死去した。【翻訳編集】 AFPBB News

英ホラー映画を代表した大スターが亡くなられた。長く現役を続けられその出演作の多さにも驚かされるが、それだけ求められた名優だったという証でもあるだろう。93歳というのはある意味大往生というか。かなり頑張られたと思う。心よりご冥福をお祈りいたします。

クリストファー・リー 略歴(wikiより)

イギリス、ロンドン出身の映画俳優。怪奇映画の大スターとして名を馳せ、90歳を超えても現役で活躍した名優である。
出演作は250本にも上り、世界で最も多くの映画に出演した俳優としてギネスブックに記載されている。ドラキュラ伯爵役が最も有名であり、そのほか『白夜の陰獣』のラスプーチン、『007 黄金銃を持つ男』のスカラマンガ、『三銃士』のロシュフォールなど、特に悪役でその魅力が際だっている。193センチの長身は老いてますます威容を誇り、その威厳を『ロード・オブ・ザ・リング』や『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』等の大作で遺憾なく発揮している。
ピーター・カッシング、ヴィンセント・プライスと並んで戦後のホラー映画黄金期を築いた。特にピーター・カッシングとは多くの作品で共演し、ホラー映画の名コンビとして知られている。