睡眠で糖尿病改善? =血管障害と関連―大阪市立大
時事通信 4月14日(火)
糖尿病患者の睡眠の質と、血糖値や動脈硬化などの血管障害には密接な関連があると、大阪市立大の稲葉雅章教授らのグループが発表した。論文は14日付の米科学誌プロスワンに掲載された。
稲葉教授は「従来の治療と並行して不眠治療を行うことで糖尿病が改善し、血管障害を予防できる可能性がある」と話している。
研究グループは、日本人の糖尿病の大半を占める2型糖尿病患者の多くが、睡眠障害を併発していることに着目。2型糖尿病患者63人の睡眠の質を脳波計で測定したところ、血糖値が高いほど深い睡眠の時間が減少して朝の血圧上昇が高まり、血管障害のリスクが増えることが分かったという。
なるほど、睡眠時間と血糖値に相関関係があるということですか?しかし、血糖値が高い=睡眠時間が少ない、血糖値が高い=血管障害のリスクが高まる。までは分かるが、ここから直ちに睡眠時間を長くすれば=血糖値が下がる、とはならないのではないか?だったらよく寝れば糖尿病は改善するという夢の治療が完成する。どうも解せない。とにかく日本の糖尿病学会は医薬利権と密接すぎて信用出来ないところが多すぎる。ある意味では健康のために藁をもすがる人々をカモにする「トクホビジネス」とよく似ている。できるだけ病理の根源、根本治療に向かうことはせずに、小手先の僅かな病理変化だけを針小棒大に取り上げて「ビジネスモデル」にしているのではないか?血糖値が高いと血管内皮が傷付けられ血管障害に至るという事実を前にして、最も大切で取り組みやすい食事療法ですら、ひたすら炭水化物や糖質を患者に摂らせて血糖値を爆上げさせ、インスリン注射や薬剤でそれを抑えこむという愚かさ。最近認可された新薬では摂った糖質を尿から排出させるという漫画のような「マッチポンプ」ぶりだ。患者数が膨大で巨大薬品メーカーから糖尿病医に流れる様々な資金も巨大だから資本主義の原理により、いくら良心にのっとって患者に向き合い医療に携わるが医者がいても、金欲、権力欲が強い政治屋的な学会支配層がそれを飲み込んでしまうようだ。算術医より真理を求める研究者たち(ここも巨大利権に飲み込まれそうだが)、特にiPS細胞が可能にする再生医療の大衆化に一縷の望みを託したい。やりたい放題の独裁政権ではアメリカ隷属で軍需利権市場と、若い自衛隊員たちをアメリカに献上するだけではなく、先端医療も自由診療となりアメリカに献上、特権階級だけが受けられる医療になりそう気配が徐々に忍び寄ってきている。厚生官僚にとっては医薬利権で天下り先を増やすもよし、新たな治療が生まれたとしても先端医療や自由診療でも天下り先を増やせるので、どう転んでも国民を犠牲にしている限り安泰だろう。どこを見ても利己主義ばかり、ひどい国だな、全く。
送料無料 生活習慣病(12項目)+糖尿病検査キットは、生活習慣病の中でも特に糖尿病に焦点をあ… |