H・ジャックマン、日焼け止めの重要性を呼びかける!
Movie Walker 3月8日(日)
昨年、3度の皮膚がんの治療を受けたヒュー・ジャックマンは、癌の原因はオーストラリアで育った少年時代に日焼けの予防をまったくせず、真っ黒に日焼けしていたことにあると考えているらしい。
おかげで現在は神経質なほど日焼け止めクリームを塗るようになったそうで、自分の子どもたちにも日焼け止めを塗ることを徹底させているという。
英国のラジオ局Magic Radioのジョー・パーカーソンの番組に出演したヒューは「僕は日焼け止めに関してはクレイジーになる。昨年、僕は癌を摘出した。僕はオーストラリアで無為な青春を送ったけど、どこにいようとこれは関係ない」
「子どもは日焼け止めを塗らなくてはいけない。僕にも娘がいるんだけど、彼女が10代になったら僕はしつこいほどついて回って日焼け止めを塗らせると思う。僕は全然塗らなかったから」と話している。
そんなヒューもオーストラリアを離れて米国で暮らすようになって15年が過ぎたが、最近ではすっかりオーストラリアのスラングがわからなくなっているらしい。
「『オーストラリア』という映画に出て以来、オーストラリア人の役を演じてないので、『チャッピー』の脚本をもらった時、監督に『これはオーストラリアの表現なのかい?』と聞いたんだ」
「『これはオーストラリアの英語じゃないだろう』と言ったら、監督が『そうだよ』という。僕はオーストラリアのスラングをグーグルで検索しちゃったよ。離れて長くなり過ぎた」と語ったとContactmusic.comが伝えている。【UK在住/ブレイディみかこ】
個人的にはヒュー・ジャックマンといえば「X-Men」のウルヴァリンが強くイメージされるが、2004年にオーストラリア人作曲者兼俳優のピーター・アレンの生涯を描いたブロードウェイ・ミュージカル『ザ・ボーイ・フロム・オズ』でトニー賞のミュージカル主演男優賞を受賞したり、2012年には、『レ・ミゼラブル』に主人公のジャン・バルジャン役で主演したり、去年は驚くことにトヨタのクラウンのCMでバックに流れる「あの素晴らしい愛をもう一度」の英語版を歌うなど、多彩かつ素晴らしい演技力表現力をお持ちの方である。
自然豊かで紫外線の強いオーストラリアでは皮膚がんは大問題になっているようだ。オーストラリアでは、皮膚がんは毎年新しく診断されるがんの80%以上を占めているという。オーストラリアでは、医師たちがなるべくその数を減らそうと、毎年720000個もの皮膚がんになりうる細胞を取り除く処置をしているようだ。それでも、毎年374000人以上の人が非黒色腫と診断され、360人の人が亡くなっている。また黒色腫と診断される人は、8800人以上、ほぼ1000人の人が死に至っている。しかし、幸か不幸か症例が多く、病態への理解が進んでいるせいか現在、黒色腫にかかった人の5年生存率は男性で90%、女性で95%と、他の国々に比べて高い数値になっている。しかし、それだけ熱心に研究がなされ、医者や国民が早期発見や予防を心がけていてもオーストラリアに住むと、3人に2人は一生のうちで皮膚がんにかかってしまうと言われている。
ヒューが売れない頃に学校の教師(イギリスの学校で体育の補助教員)として働いたからではなく、オーストラリアでは国として皮膚がん対策に取り組んでいたからこそ、今は良きパパであるからこそ、子供時代の日焼け対策に強い意識を持っていることは当然のことだろう。
皮膚がんの症状
皮膚がんはどんな症状とは。
皮膚がんの種類には表皮がんと悪性黒色腫(メラノーマ)の2種類がある。
皮膚がんでホクロと間違われやすいメラノーマの色は黒色かわずかに茶が混じった黒色。まれには肌色もしくは無色素性メラノーマもある。ホクロのしこりの周辺に墨がにじみ出ているような場合はメラノーマを疑いがある。メラノーマが爪の下にできると爪に黒いスジが入ったようにみえるらしい。皮膚がんと良性ほくろを見分けるには成長するかどうかを見る。直径が5ミリ以下であれば、先ず大丈夫だが、一年以内に急に5ミリ以上になったら、メラノーマを疑ってみる必要がある。そんな場合は、皮膚科で診察を受けるべきだ。皮膚がんの中でもメラノーマは進行がとても早く、手遅れになると命にも影響するので、甘く見ずに早期発見、早期治療を。皮膚がんは、皮膚にできるがんなので、比較的早期発見がしやすいといえばしやすいが、症状があっても軽視して放置している場合も多いので、気になったらとりあえず観察も必要だが皮膚科へ行くことをおすすめする。
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