松本人志が「水曜日のダウンタウン」騒動を「ワイドナショー」で謝罪 だと?

ダウンタウン松本テレビ・ラジオ

松本人志「水曜日のダウンタウン」騒動は「アウトですよね」

デイリースポーツ 2月8日(日)

 ダウンタウンの松本人志が8日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、自身がメーン出演者を務めている「水曜日のダウンタウン」(TBS系)が、事実と異なる放送をしたと謝罪した件について言及した。
1月28日放送で、(1)100円ショップ「得得屋」三鷹店の「福袋が1つも売れず」と放送したが、実際は10袋が完売していたこと(2)店側に取材を全くしていなかったこと(3)ショップの名前を「得得屋」ではなく、「得々屋」と間違えて表記したことについて、2月4日の放送で謝罪した。
ダウンタウン松本は「スタッフ側はこっちが500%悪いと言ってましたよ。僕が思うに若干、事実とは違うから面白かったからまあええわ、で済ませられるかどうかが基準と思っている」、「(それを)越えちゃってるんですよ。これはアウトですよね」と見解を述べた。
ただ、「水曜日のダウンタウン」は挑戦的な企画を多数放送していることから、「最近の番組では唯一、チャレンジしている番組やったんで、保守的になるのはいややなあと心配していた」とした。

言いたいことはわかるが、チャレンジと番組の「ツメの甘さ」は別物だろう。面白ければテキトーに作っても良いということは、傲慢を超えてメディアとしては犯罪的な行為だろう。捏造ネタなら誰でも笑いが取れる。保守的ということとはフェイズが違う。単純に企画力の貧困だ。局を超えて謝罪したというのは良いことだが、自虐や身内の芸能人をネタにするのと、捏造で一般他者を笑いものにすることの違いに思いが至らないのは創造性の貧困にほかならない。