新型iPhone、「6」と「6Plus」は人気拮抗 だと??

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新型iPhone、「6」と「6 Plus」は人気拮抗、キャリア選択は機種変更・乗り換えともにauが1位

サーチナ 9月18日(木)22時31分配信スクリーンショット 2014-09-19 15.02.20

新型iPhoneは、スマホユーザーの半数近くが購入を検討。「6 Plus」の人気がやや「6」を上回る――調査・マーケティング会社のイードが、スマートフォンユーザー1800名(各キャリア600名ずつ)を対象に、「iPhone6/6 Plus 購入意向調査」を実施した結果、全体の45.4%が「購入したい」「やや購入したい」と答えた。また、購入意向のあるキャリアは、au(39.4%)、ソフトバンク(31.8%)、ドコモ(28.7%)という順位で、「月々の利用料金・料金プランが魅力的だから」という理由で、auがリードしていることがわかった。「iPhone6」「iPhone6 Plus」は2014年9月19日に、ドコモ、au、ソフトバンクから一斉に発売される。

調査は、2014年9月16日-17日に実施した。1800サンプルの内訳は、3キャリア利用者がそれぞれ600サンプル。また、各キャリア600サンプルの内訳は、iPhoneユーザー300、Android端末ユーザーが300として、回答結果を集計した。

新型iPhoneの2モデルのうち、どちらがほしいかという質問に対し、全体で「iPhone6」(40.2%)、「iPhone6 Plus」(40.7%)という回答だった。僅差ながら、モデル別では「iPhone6 Plus」の人気が優勢だった。

また、iPhone6/6 Plusについて、どのような形態で購入したいかと質問すると「機種変更」(49.3%)、「決めていない」(38.4%)、「MNP」(11.0%)、「新規」(1.2%)という回答で、多くの人が機種変更での購入を考えていることがわかった。

ちなみに、MNPでの購入を検討している人の回答を分析すると、ドコモ→auの乗り換えが120人で最も多く、次いで、ソフトバンク→auが75人で多かった。流出入計では、auへの流入がプラス110人で最も多く、ソフトバンクがマイナス27人、ドコモがマイナス83人となり、auの一人勝ちだった。

auを選択する理由は、「月々の利用料金・料金プランが魅力的だから」(35.4%)、「通信エリアがひろいから・つながりやすいから」(27.5%)が上位にあがった。ドコモやソフトバンクを選択する理由では「現在利用している携帯電話会社だから」という項目がトップに来ることと比較すると、auの選択理由は、料金プランやネットワークへの信頼という具体的な理由が上がっているところに特徴が見て取れる。

auのLTEは実人口カバー率が99%を超え、「使えるエリアの広さ・圏外の少なさ」という実感がユーザーに強いようだ。また、キャリアアグリゲーションと、2.1GHz帯のLTEで提供する150Mbpsの高速通信に対応する基地局が1万局を突破。110MbpsのWiMAX2+(TD-LTE)にも対応するなど、広さと速さ、安定性などというネットワークの魅力がユーザーにも伝わっていることがわかる。

一方、iPhone6/6 Plusの購入意向者818名に、新型iPhone向けの料金プランは、どのキャリアの料金プランが魅力的かを聞いたところ、1位は「au(既存プラン)」(27.8%)、次いで、「ソフトバンク(既存プラン)」(24.1%)、「ドコモ(新プラン)」(19.8%)、「au(新プラン)」(14.7%)、「ソフトバンク(新プラン)」(13.6%)という順位だった。通話定額制の新プランより既存のプランを選びたいユーザーが多いことがわかった。その結果、料金プランで既存料金プランの新規受付を終了したドコモは、キャリア選択意向で苦しい結果となった。

さらに、新型iPhoneが対応するキャリアアグリゲーションやTD-LTEなどの高速ネットワークがキャリア選択に影響するかを聞くと、半数を超える53.2%が影響すると答えた。ただし、ネットワークで重視する点について聞くと、「使えるエリアの広さ・圏外の少なさ」が41.3%でトップ、次いで「LTEのつながる場所の多さ」(34.7%)、「バッテリーへの影響が少ないこと」(34.7%)と、実際の使用での通信環境への注目度が高かった。

このような結果を分析して、調査を担当したイードでは、「キャリアは、新しいネットワークや技術に対応することで、どのくらい通信環境が良くなるのかをユーザーに理解してもらうことが重要になる」と指摘している。

総評として、「キャリア別では端末の性能については3社で差がないため、購入意向はネットワークや料金で変わってくるといえる。しかし、3キャリアが今夏から導入した通話定額の新料金プランは、まだユーザーに受け入れられているとは言えない。3キャリアがそろってiPhoneを扱って2年目。競争が激化していく中、魅力的なネットワークや料金プランを確立できるかが通信キャリアの急務といえそうだ」とコメントしている。(編集担当:風間浩)

初代から使い続けているけど、iPhone5あたりから正直もうお腹いっぱい感が強い。今回も発売セレモニーを不思議な光景として見てしまう。もうビッグウェーブではないよ。AppleWatchが出るまで、またカシオのG’zあたりに戻ろうかな。