“故・上原美優さんの遺書”デマ画像流布……所有者が注意喚起
RBB TODAY 11月11日(火)14時3分配信
2011年5月に亡くなった元タレントの上原美優さんの遺書だとしてネット上に出回っている画像について、漫画家の赤星たみこさんが自身の父が亡くなる直前に書いたものだと明かし、注意を呼びかけた。
上原さんの名前でネット検索すると、読み取ることが難しいほど乱れた文字で書かれた一枚のメモが「遺書」だとして出てくる。その解読困難な文章を曲解して勝手な解釈を付けているものもある。
しかしこれは赤星さんが2008年10月31日付のブログで公開したもの。3年前(当時)に亡くなった父がその12時間ほど前に書き遺したもので、赤星さんはその困難な解読の協力をファンに求めていた。
その遺書がひとり歩きをしてしまい、なぜか上原さんの遺書だとして出回ってしまっている。しかもなんと、そのうわさは怖い話を収録したムックとしても発売されているという。
赤星さんは9日に更新したTwitterで、自身の公開した画像について「父のアロハシャツの上に載せたメモを、私が撮影したものです」と説明し、ネット上のうわさについて「いったい誰が、いつ、何のために、私の父の遺書を流用したのか」と憤りつつ、「それはでっち上げのウソ記事ですから」と否定した。
ひどい話である。本人が噂(というかデマ)の出処を推察しているようだが、それによるとやはりというか、2chが出処らしい。本人のブログでも書かれているが、本当にネット上に出ている情報は鵜呑みにしてはいけない。こういうあからさまなデマは当然としても、その他詐欺まがい企業や政治屋、国民を納税奴隷ぐらいにしか見てない官僚など、流れてくる情報の中身について、少なくとも自分にかかわる部分には十分な検証を試みる必要がある。そういう時代である。ま、面倒というなら自業自得、やつらの犠牲になってください。どうでもいい話だけどね。