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大阪大が肥満糖尿病の引き金となるタンパク質を発見 だと?

大阪大、肥満糖尿病の引き金発見 脂肪で炎症

共同通信 2015年4月7日

 肥満による糖尿病の原因とされる脂肪細胞の炎症の引き金物質を大阪大のチームが発見し、6日付の米科学アカデミー紀要電子版に発表した。予防に役立つ可能性がある。
 石井優教授(免疫学)によると、肥満になると脂肪細胞に免疫細胞のマクロファージなどが集まって慢性の軽い炎症が続き、糖尿病や高血圧などの生活習慣病を招くと考えられている。
 チームは、マウスに高脂肪、高カロリーの食事を与え実験。8週で通常の2倍まで太り、糖尿病になった。
SA100A8 生きたまま細胞を見る技術を使い観察すると、体重にまだ変化がない1週目に「S100A8」というタンパク質が脂肪細胞で増加。マクロファージの働きを活発にし、炎症の最初の引き金になっていることを突き止めた。
 S100A8を抑える物質をマウスに投与し、糖尿病の症状を和らげることにも成功。このタンパク質は人にもあり、糖尿病を防ぐ薬を開発したいとしている。

肥満と糖尿病の関係についてはすでに明らかになっていて、肥満型の2型糖尿病患者には体重減少で糖尿病の症状が軽減されることも事実として明らかである。しかし、実際に発症のメカニズムとなるタンパク質が特定された意味は大きい。まぁ、この発見でも、未発病の人は生活習慣に気をつけましょう、という当たり前のお題目が有効なわけだが、発病している人にとっては「症状を和らげる」という中身が気になり、ここから生まれる治療薬(?)には期待したいものだ。ただ「慢性的な炎症を引き起こすタンパク質」ではあるが、食細胞であるマクロファージの働きを「阻害する」可能性もあり、あまりに効き過ぎるとマクロファージの役割である「体内のお掃除」に影響が出ないか、その辺も気になる。ともあれ、このような薬に御世話にならずに済むように、腹八分目。脂肪細胞の原材料である無用な炭水化物、糖質は摂らないに越したことはない。

↓いまだに「カロリー」をうたっているのは情けないが、低糖質であるのは事実。

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