大塚さん地下鉄で急逝 野沢さん明かす
ニッカンスポーツ 2015年1月24日
15日に虚血性心不全で亡くなった、声優で俳優の大塚周夫(ちかお)さん(享年85)の葬儀・告別式が23日、東京・青山葬儀所で営まれた。
大塚さんがねずみ男を演じた「ゲゲゲの鬼太郎」で鬼太郎を演じ、この日、弔辞を読んだ野沢雅子は、大塚さんが地下鉄の中で急逝していたことを明かした。当日、大塚さんはナレーションの仕事が終わった後、所属の青二プロダクションの新年会に出席。同席だった野沢と役者談議を交わした中で「俺、死ぬ時は知ってる人がいないところでパーッと死ぬんだ」と語ったという。大塚さんは終了後、帰宅するため地下鉄に乗った直後、車内で倒れたという。野沢は「何も実行することはないのに…どうして?」と涙した。
最後の最後までお元気で仕事されていたとのこと。ご本人の発言に死の予兆というか、予見めいたものを感じてしまう。いずれにしても日本のアニメ界を支えた良い仕事をされてきた方、心よりご冥福をお祈りいたします。
大塚周夫さんの代表的な仕事
アニメでの代表的なキャラクターは『ルパン三世 (TV第1シリーズ)』の石川五エ門、『ガンバの冒険』のノロイ、『美味しんぼ』の海原雄山といった重厚な演技、『ピーターパンの冒険』のフック船長、『ソニックシリーズ』のDr.エッグマン、『名探偵ホームズ』のモリアーティ教授、そして後述にある代表作の『ゲゲゲの鬼太郎』のねずみ男や『チキチキマシン猛レース』、『スカイキッドブラック魔王』のブラック魔王といった、悪役に分類されるがコミカルな面から憎めないキャラクターたちの二つがある。一方で、『機動戦士ガンダム0083』のエイパー・シナプス艦長のような頭の切れるキャラクターや、『忍たま乱太郎』の山田伝蔵先生のような柔和な面をあわせ持つキャラクターまで演じ分けられる。『タイガーマスク二世』ではヒーロー物作品によくある、主人公の隣のギャグキャラと、悪の幹部を一人二役で演じた。
吹き替えではリチャード・ウィドマークをはじめ、チャールズ・ブロンソン、ジャック・パランス、ピーター・セラーズなどを持ち役とする。特にウィドマークは一部の例外を除き、出演作のほとんどを大塚が吹き替え、ウィドマークの遺作である『トゥルー・カラーズ』まで担当した。
ウィドマークに関して日本で吹き替えが始まる以前から彼の芝居を研究していたため、日本の役者の中で誰よりも彼の芝居を知っていると誇りをもっており、独特な笑い方や喋る癖などを完璧に覚えている。そして自ら日本テレビの外画部に売り込み、合わない場合は使わなくて良いと言うことで吹き替えが行われ、これが好評だったため、以後テレビ放送されたウィドマークの映画はテレビ局に関係なくほとんど大塚が担当することになった。
大塚いわく、「ブロンソンには独特の間合いがある」とのことで、吹き替えを担当する役者にとっては非常に難しい存在であったと語っている。
また、ブロンソンが出演した作品も含め、西部劇にも数多く声を当てており、納谷悟朗、山田康雄、小林清志らと共にテレビ洋画劇場のマカロニ・ウェスタン放映を支えた吹替役者の一人とされる。
平成に入ってからは、鋭い言説で他人をたじろがせるような知識人的初老の男役が際立って多い。海原雄山(『美味しんぼ』)、ヨラン・ペールゼン(『装甲騎兵ボトムズ』OVAシリーズ)、ビッグ・ボス(『メタルギアソリッド4』)、そしてアドルフ・ヒトラー(『ヒトラー 〜最期の12日間〜』)等々、いずれの役も、劇中何らかの専門探求分野で名を馳せている首魁に位置づけられている人物である。Wikiより
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