「80万部のベストセラー作家が全てを失った理由です」 「中国嫁日記」の希有馬さん、会社のお金がなくなった漫画をブログに掲載
ねとらぼ 2015年02月03日
中国人妻との生活を描いたコミックエッセイ「中国嫁日記」の作者・希有馬(井上純一)さんが、新しいブログ「月(ゆえ)サンは困ってます」を開設し、漫画の掲載を開始しました。内容は「80万部のベストセラー作家が全てを失った理由」。会社の金銭トラブルとその解決に苦闘する希有馬さん夫妻が描かれていきます。
希有馬さんは、小さな玩具会社「銀十字社」をK水さんとともに経営。希有馬さんが漫画を描き、K水さんはフィギュアの企画制作販売をしていました。「中国嫁日記」の印税や希有馬さん個人の原稿料もすべてK水さんが管理し、希有馬さんは会社から給料を受け取る形を取っていたとのこと。
しかし、2カ月分の給料が遅配。妻の月さんの指摘もあり会社の銀行口座を確認してみると、なんと残高は40万円! お金がすっかりなくなっていることが発覚しました。こ、これはつらい……。新しいブログ開始しました。 80万部のベストセラー作家が全てを失った理由です。 第1話 気がついたら全てが失われていた – 月サンは困ってます http://t.co/Pd4wSa9p9e
— 希有馬(井上純一or弌) (@KEUMAYA) 2015, 2月 3
ブログの内容は、フォルム綜合法律事務所の武藤弁護士に監修を受けて描かれているとのこと。また、2月12日にトークイベント「ジンサン打ち明け話」も行われます。(青柳美帆子)
ひえー、最近読んでなかったけど、日中の異文化が夫婦で見られる面白い漫画だ。中年オヤジ漫画家が若いきれいな中国嫁をゲットして、ファンというか読者からしょっちゅう「もげろ」というコメントというかツッコミが入っていたのが面白かった。当然日中を股にかけたオタクビジネスの方も順調だろうと思っていたが、こんな大きなトラブルが起こっていたとは驚きだ。係争中の事案で詳細が描けないというもどかしさがあるだろうが、果たしてどんな展開が待っているか、陰ながら応援するというか無責任な観客というか読者の立場で拝見することにしよう。
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