withnews 12/1(木)
メルセデス・ベンツ日本が11月30日から、東京・六本木で特製ラーメンの提供を始めました。12月25日までの期間限定とのことですが、なぜ高級車を手がける会社がラーメンなのか? 理由を聞きました。
東京・六本木にあるメルセデス・ベンツのブランド情報発信拠点「Mercedes-Benz Connection」。ここに隣接するスペースに開設されたイベント施設でラーメンが提供されています。2種類あって価格はいずれも税込み1200円です。・「海」の流星麺~西洋魚介スープと焼きおにぎり~
・「陸」の流星麺~鴨の生ハムスープとフォアグラバケット~
「海」の流星麺は、フレンチの技法を活かした西洋魚介スープに特製細麺を使用。メルセデスベンツの「スターマーク」が刻印されたホタテが添えられています。焼きおにぎりもついていて、麺を食べ終わったスープに入れることで、高級寄せ鍋のシメの雑炊のような味わいを楽しめるようになっています。
「陸」の流星麺は、塩を一切使わず、鴨の生ハムだけで仕上げたスープに特製太縮れ麺の組み合わせ。チャーシューではなく鴨肉やキノコが添えられています。こちらは焼きおにぎりではなく、フォアグラバターとカシスコンポートのバケットがついていて、麺を食べ終わったスープに入れて食べるのがオススメとのこと。
メニューは、飲食店のプロデュースなどを手がける「トランジットジェネラルオフィス」が監修したそうです。広報担当者に聞く
なぜ高級車を手がける会社がラーメンを提供するのか? メルセデス・ベンツ日本の広報担当者は「『メルセデス・ベンツは高級そうで入りにくい』と思われている方もいらっしゃるので、まずは来ていただきたいと考えました。ラーメンを選んだ理由は『国民食』として親しまれているからです」と話します。
今回提供しているのはラーメンなどの食事だけではありません。クリスマス向けに直径10mの光り輝くリースや、最大高9m・最大傾斜角約45度の巨大な坂を「Gクラス」で登っていくアトラクションなども用意されています。
ラーメンだけを食べにきても問題ないのでしょうか? その点に関して広報担当者は「まったく問題ありません。車に興味がない方でも、ぜひお越しください」と話しています
なんともまぁ、本当にどうでもいい話だけど、ある意味日本ならではというか。ブランド価値をあえて下げて大衆化を目指すということなのかな?しかし、今更感もあるというか、本当のVIPや富裕層はどちらかと言えば「ショーファー・ドリブン・リムジン」いわゆる運転手をつけて自分は後部座席だし、言うまでもないけどベンツユーザーでおなじみなのは反社会勢力の皆様&そのテイストをお好きなヤンキーの虎という成り上がり層、見栄で勝負の皆様のはず。勝手な想像だけど、その逆に頑張ってブランド価値を高めようと(ちょっとお笑いな気もするけど)ディーラー、ショールームで高級風俗風の接待を展開するトヨタのレクサスあたりに同価格帯での勝負が劣勢なのかな?
トヨタと言えば一昔前は、その頂点に「クラウン」を置き、80年台には「いつかはクラウン」という、物悲しさすら漂う庶民目線のコピーまで登場させたほど。それが今では、クラウンは地方のやんちゃ系のVIPカーになりさがり、百姓の爺さんまでが「これからはオラはレクサスだべ」などと農道をレクサスで走るようになっていて、ブランド価値のパラダイムシフトが進行中のようだ。これは車という商品が持つ宿命なようで、国産車を無理してでも買う層「マイルドヤンキー」にアピールするためには「ワル」のイメージを付加しないといけないようで。そういうCMを、そんな層とは無縁に生活してる連中がわざとらしく作っているのを見てると、同情すら覚える。もっとも作っている連中にはもともとそういう良心もなく、上から目線で「俺はイタ車しか乗らないよ、どうせ田舎のDQNファミリーが買うんだろ?」みたいに作ってるのかな?
本題に戻ると、結局はBクラスとかCクラスを売り浴びせているメルセデスもそれだけでは足りずに、ヤンキーの虎予備軍にぴったりなラーメンのイメージで庶民感をわざとらしく演出?いよいよ日本では名より実を取らざるを得なくなってきているということだろう。もう日本では車がステイタスなんて、普通の知識人なら誰も思ってないよ。ま、どうでもいい話だけどね。