パチンコメーカーの奥村遊機が自己破産を申請負債総額70億円超。「CRうる星やつら」、「CR NINJA GAIDEN 2」などを手がける
Impress Watch 4月15日(水)
奥村遊機は4月14日、名古屋地裁へ自己破産を申請し、破産手続き開始決定を受けたことを明らかにした。帝国データバンクによれば負債総額は約71億5,400万円で、今後さらに大きく膨らむ見通しとしている。
奥村遊機はパチンコ店に向けた遊技機、いわゆるパチンコ台を製造販売していた遊技機メーカー。「CRうる星やつら Forever Love」や「CR 笑ゥせぇるすまん ~欲望の大都会~ 甘デジ」などがヒットし、ゲームメーカーのコーエーテクモゲームス、グループ子会社のコーエーテクモウェーブのIPを使った「CR NINJA GAIDEN 2」、「CR遊砲RUSH 1/119type」、「CR三姫繚乱 ~麗しき闘い~ 259type」なども展開していた。
近年はパチンコ人口の減少に加え、同業他社との競争激化や、ヒット商品に恵まれなかったことなどから受注が伸び悩み、売上は最盛期の1996年の約335億円から、2014年は約133億円まで低下していた。
なお、パチンコ台に採用される映像コンテンツの制作は、近年では映像系のゲームデベロッパーがグラフィックスの受託を請け負う事例が増えており、国内のゲームデベロッパーにとっても無関係な出来事ではなく、影響のあるメーカーも出てくるものと見られる。
パチンコはやらないので深いところまで良くわからないが、イメージとしては娯楽のない田舎の国道沿いにカーディーラーとともに派手目の店舗が目につく。たぶん年金や農業補助金などの不労所得的な小銭を暇な百姓老人たちをターゲットにして吸い上げてるのだろう。ということはこれからはますます衰退する業界だという感じだな。というか衰退しろ。都会の若い連中は、仮に底辺層だとしても堅実にギャンブルには依存しないだろうし、パチンコするヒマと金でスマホでゲームとSNSになると思う。ただこのまま衰退されると困る連中、特に数少ない警察官僚の利権のもとであるだけに、次の一手である「カジノ法案」への期待はかなり高まるだろう。しかし田舎の老人を食い物にして荒稼ぎするとは、本当に美しい国だな。
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