映画「シンデレラ」の女優は超セクシー
2015年4月8日
ディズニーアニメを実写化した映画「シンデレラ」(25日公開)でシンデレラ役を演じた英女優リリー・ジェームズ(26)が7日、都内でケネス・ブラナー監督(54)と来日会見を行い、セクシーな超ミニ衣装で美脚を見せつけた。
膝上20センチのワンピースでハイチェアに腰掛けたが、慌ててブランケットを太ももに置いた。前夜はおすし屋で日本酒を飲むなど日本を満喫中。シンデレラ役について「あれほど私がいい人間かというと、家族は『違うね』と言っていた」と明かした。ファン代表として登場した木下優樹菜(27)から、5日に迎えた誕生日をケーキで祝福され「泣きそう」と大はしゃぎだった
女性なら一度は心に描いたであろう玉の輿ストーリー。その後「シンデレラ・ガール」や「シンデレラ・ストーリー」という言葉、さらには依存性心理として「シンデレラ・コンプレックス」という言葉まで生まれた不朽の名作童話である。起源は定かではないが、世界中にシンデレラのバリエーションといえる話が残っている。 現在知られている中でもっとも古い記録の一つに、ギリシャの歴史家ストラボンが紀元前1世紀に記録したロードピスの話がある。
エジプトのお屋敷に、美しい女奴隷ロードピスが住んでいた。主人は優しい人だったが多くの召使いに十分目が届かず、肌が白く外国人のロードピスはまわりの女召使いからよくいじめられていた。あるとき、ロードピスが上手に踊るのを見た主人はロードピスに美しいバラの飾りのついたサンダルをプレゼントした。すると他の女召使いたちは、ロードピスに嫉妬していっそう彼女につらく当たった。その後、エジプトの王様が民衆を首都に招き、大きなお祭りを催した。女召使いたちはそのお祭りに出かけていったが、ロードピスにはそのお祭りに行けないようにたくさんの仕事を言いつけた。仕方なく言いつけどおりオルモク川で服を洗っていると、バラのサンダルを誤って濡らしてしまう。そこでそれを岩の上で乾かしているとハヤブサが持っていってしまい、それをメンフィスにいるファラオの足元に落とした。そのハヤブサがホルス神の使いだと考えた王様は、国中からそのサンダルに合う足の娘を探し、見つかったら結婚すると宣言した。王様の船がロードピスの住むお屋敷にやってくると、ロードピスははじめ身を隠してしまったが、サンダルを履かせるとぴったりあった。またロードピスが残していたサンダルのかたわれも見つかり、王は宣言どおり、ロードピスと結婚した。
現代のシンデレラ・ストーリーとして有名な「かぼちゃの馬車」と「ガラスの靴」を登場させたのが、フランスの文学者シャルル・ペローだと言われている。その原題は、「Cendrillon ou La Petite pantoufle de verre (サンドリヨン、または小さなガラスの靴)」。またこの作品に強い影響を受けたと言われる童話作家グリムによる作品は、魔法使いが登場せず、ガラスの靴ではなく、銀の靴と金の靴が登場。さらには靴のサイズ合わせの際に連れ子の姉たちが無理やり合わせようとしてナイフで自分の足を切り刻んだり、最期のシンデレラの結婚式の際にはシンデレラの肩にとまっていた白い鳩から目玉をえぐられて失明するという、なかなかに陰惨な話になっている。
今回の実写版シンデレラは1950年2月15日米国で公開されたディズニー作アニメーションの実写化。(声優アイリーン・ウッズ)。作品はミュージカル映画で、「ビビディ・バビディ・ブー」や「夢はひそかに」「これが恋かしら」などのヒット曲を生んだ。初公開時のタイトルは「シンデレラ姫」。後に『シンデレラII』(2002年)、『シンデレラIII 戻された時計の針』(2007年)が作られた。劇場映画の先駆けとなったアニメ版の本家シンデレラの実写化とさらには昨年のアナ雪をヒットさせたディズニー作品ということで、多くのファンが期待していることだろう。格差社会が進む日本で、どう捉えられるか?純粋にエンターテイメントとして楽しめればいいのだが、シンデレラ・コンプレックスにかかる少女を量産しないことを祈りたい。
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