テレ東「ニュース新書」看板ネコ「まーご」死す…繁田アナ涙
スポニチアネックス 2014年10月11日配信
2008年4月5日の放送開始以来、テレビ東京「田勢康弘の週刊ニュース新書」(土曜前11・30)に出演し、視聴者やゲストの政治家たちにも愛されたネコの「まーご」が10日午後9時、急逝した。11日の放送で発表された。8歳7カ月だった。事務所で世話をしてもらっている最中、急性心不全による突然死だった。
進行役を務める同局の繁田美貴アナウンサー(30)は会社から急きょ駆け付け、お別れ。「普段、寝ている時と何ら変わらない、すごいやすらかな顔をしていて、なでたら今にものどを鳴らしてくれそうな表情で眠っていました」と涙ぐんだ。
番組公式サイトにも「番組のアイドル」として紹介され「雄のアメリカンショートヘアー。2006年3月15日生まれ。たまにミャーと鳴いて、周りのスタッフをハラハラさせます。温厚な性格で寝るのが大好き。生放送中に出演者のマグカップに顔を突っ込み、入っていたお茶を飲んでしまうなんてハプニングもありました」と記述。動画コーナーもある。
ホスト役のジャーナリストで愛猫家の田勢康弘氏(70)が生放送中のスタジオ内にネコを常時、歩かせるという演出を提案。
「この番組を引き受けるかどうかという時に、ネコを出す、そのことを条件にして、それを受けてくてるなら出てもいいですよ、と。そういう経緯で出ることになったので、一心同体で…。先週ですかね、ひそかに約束して、辞める時は一緒に辞めような、と。本当に残念です」と肩を落とした。
猫好きには分かる。存在しているだけで、その気配で癒される動物というのは猫ぐらいだ。媚びを売るわけでもなく、芸をするわけでもなく、時に目が合うだけで癒される。番組中に自由にさせるという超演出はなんとも素晴らしく、猫好きならではの企画だろう。心よりお悔やみ申し上げます。