『相棒』次の相棒選びが水谷豊NGで難航…4代目は反町隆史、5代目は仲間由紀恵に決定
Business Journal 3月26日(木)
水谷豊主演の人気刑事ドラマ『相棒season13』(テレビ朝日系)が18日、高視聴率で最終回を迎え、3代目相棒だった成宮寛貴がついに卒業した。「新しい相棒は誰か?」と注目を集めていたが、関係筋によればようやく決定したもようだ。
決定したのは初の「女性相棒」となる仲間由紀恵で、近日中に発表される予定。season13で仲間は、子持ちの警視庁キャリア広報課長として複数回ゲスト出演している。テレ朝の公式番組サイトのキャスト相関図にも、大きく仲間の役どころが記されており、すでに相棒ファミリーに仲間入りを果たしている。ゲスト出演した際には水谷と息の合った演技を見せ、ポスト相棒として本命視されていた。
「いかんせん仲間は、故森光子さんの代表的舞台『放浪記』を今秋から引き継ぐことになり、来年1月まではかかりっきりになります。そのため連続テレビドラマなどの長期の仕事はスケジュール的に無理があり、最初は断りを入れました。仲間はテレ朝のミステリードラマ『TRICK』(2000年7月~14年1月)での実績が評価され、『TRICK』から『相棒』へ異動した桑田潔プロデューサーの懇願もあって受諾し、来年10月スタートのseason15から正式に相棒として入ってもらうことになりました」(テレビ局関係者)
仲間の登場は来年からということになり、今年10月スタートのseason14の相棒役はワンシーズン限定になるという。
「まず最初に名前が挙がったのは、2代目相棒を務めseason10で降板した及川光博。及川の降板は水谷との不仲が原因という一部報道も出ましたが、根も葉もない噂レベルで、実際関係は今でも良好です。及川は降板後も劇場版にゲスト出演していますし、臨時相棒として及川復帰が期待されましたが、残念なことにスケジュールの都合でNGでした。ほかにも織田裕二、亀梨和也、稲垣吾郎、松坂桃李など多数の候補が出ては、スケジュールの都合や水谷のチェックに引っかかり白紙になりました。そしてようやく難関を突破したのが反町隆史です。テレ朝側としては、今年の1シリーズだけ反町で乗り切る構えです」(同)
『相棒』の放送は2クール(6カ月)にわたるため、スタッフやキャストは丸々8カ月間拘束される。1年のうち3分の2を同一のドラマに費やさないといけないというのが俳優陣にとってネックになり、人選に苦戦したという。近年は連ドラ主演が少なくなった反町が、うまくハマったことになるが、気になる水谷との相性は未知数だ。
ちなみに今までに水谷と揉めて降板した俳優は初代相棒の寺脇康文だけだという。もっともそれも個人的なトラブルでなく、スケジュールをめぐって寺脇の所属事務所アミューズと揉めただけだった。
「寺脇が降板して以降、アミューズの俳優はゲストも含めてほとんど起用されなくなりました。今回もアミューズ所属の小出恵介などの名が挙がったのですが、『アミューズだからNG』という判断で見送りになりました」(同)
season13の最終回では、3代目相棒を演じた成宮が一転犯罪者になっての卒業となった。乱暴すぎる脚本にファンたちは失望を隠せなかったが、今期、来期と新たな相棒を迎えるにあたり、自然な流れになるよう期待したい。(文=編集部)
やはり仲間由紀恵で決まりだと思うけど、スケジュールの都合でseason15から。で1シーズン乗り切り限定のキャスティングが反町隆史とは、意外。確かに最近あまり顔を見かけないので8ヶ月拘束のスケジュールも大丈夫だったのだろう。なんとなく相棒シリーズの空気感と反町のキャラクター、というか水谷豊と反町のキャラクターがどう交錯するのか読めない。従来の若手=未成熟と水谷というコンビのシナリオ上での安定感がどうなるのか、ある意味見どころのような気もする。前シーズンの最終回のシナリオは世間の評判通りのひどいものだったが、このキャスティングがどう活かされるか、とりあえず次作には期待してみよう。仲間のスケジュール調整のための「穴埋めシーズン」みたいな評価にはならないことをお願いしたい。
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