タクシー休憩に開放、コンビニ強盗半分に 京都 だと?

コンビニ京都生活

タクシー休憩に開放、コンビニ強盗半分に 京都

京都新聞 12月28日(日)

 コンビニ強盗を防ぐため、京都府内で深夜のコンビニ駐車場をタクシーの休憩所として開放する取り組みが効果を上げている。昨年9月の開始から1年間に発生した府内のコンビニ強盗は13件で、前年の同時期より48%減少した。府警は「強盗犯が運転手を気にして犯行を諦めた可能性が高い」と手応えを語る。
コンビニ京都 取り組みは「ミッドナイト・ディフェンダー作戦」と題し、コンビニは府内の半数となる約500店、タクシーは9割を超える約8400台が参加している。
店舗に掲示された「警戒強化中」などのチラシが目印で、店員が少なく犯人に狙われやすい午後10時~午前7時を休憩所として開放している。
府警によると、昨年9月以降、同作戦の参加店舗を狙った強盗事件の発生は4件(前年18件)に減り、特に午前3~5時の時間帯で発生が減少した。一方、不参加の店舗は被害が9件(同7件)に増えたという。
京都市西京区でコンビニを経営する大内泰之さん(60)は「短時間でも店に寄ってもらえると安心感につながる。深夜のスタッフが少ない店は特にありがたいはず」と話す。府警がタクシー会社に行ったアンケートでも「休憩場所が確保できて助かる。犯罪防止にも貢献できてうれしい」などの意見が寄せられた。
府警生活安全企画課は「駐車場が狭い店では駐車スペースが減るなどの課題はあるが、防犯効果を丁寧に説明し、協力店を増やしたい」としている。

なかなかいいアイデアだとは思うが、亀有公園前でに警察官の立ち寄りで防犯になるという話があったな。しかし都市部のコンビニには意外に駐車場がない店舗も多いし、「一方、不参加の店舗は被害が9件(同7件)に増えたという。」ということは、強盗が手薄なところへターゲットを変えたということだろう。こうなると、「ほら参加してないから強盗に会うんですよ」という、なんというか一種の保険商法に近い匂いもするぞ。ともあれ、やたら警察官を配備して警察国家然する防犯より、ある意味ソフトであるから悪くはないと思う。