スキマスイッチ「謝罪」も炎上 料亭実名批判の余波、収まらず
2015年2月20日 20時5分 J-CASTニュース
2人組音楽ユニット「スキマスイッチ」がライブ中に秋田の料亭を名指しで揶揄したとネット上で騒ぎになり、所属事務所が公式サイトでこのことを謝罪した。しかし、ネット上では、2人が直接説明すべきなどとの声が出ており、逆風が止まない状況だ。
発端となったのが、秋田市内で2015年2月14日にあったライブでのトークだった。その様子を報告したファンのツイートによると、トークでは、秋田の県魚のハタハタが話題に上り、大橋卓弥さん(36)と常田真太郎さん(36)の2人は、料亭の名前を出して前日に行って食べたと明かした。
<h4>「ハタハタは1匹だけだった」ライブで不満漏らす</h4>
客席からは通常1回で3匹食べるとの声が上がったのに対し、2人は、ハタハタは大きかったものの1匹しか出なかったと不満そうに話した。秋田名物のきりたんぽなども食べたが、女将がよそってくれた量は少なく、また、野菜が残っているのに肉がなくなったと勝手に下げられたとも漏らした。結局、お腹が鳴ってしまうほど物足りない料理の量だったという。
これに対し、3日後の17日になって、ツイッター上で抗議が起こった。スポーツ紙などによると、ライブに行った人が料亭に行って女将に2人の発言を伝え、それを聞いた東京都内在住の娘が怒ってツイートした。
「母が大変心を痛めていてつら…」。娘は、こう漏らし、女将は2人が来ることを喜び、心を尽くしてもてなしたのにと訴えた。ハタハタについては、ライブを運営するイベンターから、予算の都合で1匹にと予約で指定があり、通常2匹のところを1匹しか出せなかったという。スキマスイッチ側が予約時間に遅れて来たため営業を深夜まで延長し、料理もライブ前日で生ものはダメと言われてコース内容を急に変更する対応までしたそうだ。
そう明かしたうえで、「自分の発言の影響力を考えられない人なんだなって、悲しくなりました…」とつぶやいていた。娘のツイッターには、スキマスイッチのファンらから2人を擁護する声が相次ぎ、娘は炎上状態になったとしてツイートを削除した。その後、アカウントが閉鎖されている。事務所「公式サイトに載せたことがすべてです」
同時に、スキマスイッチの公式ツイッターも、2人のトークに批判が相次いで炎上した。これに対し、公式サイト上では、2月19日深夜になって、所属事務所のオフィスオーガスタ名で騒ぎになったことへのお詫び文を載せた。
そこでは、「お世話になりました御飲食店様からは、適切なサービスのご提供を頂きましたにも関わらず、ライブのMC内で誤解を招くような表現をしてしまった」として、料亭や関係者に迷惑をかけ、ファンにも心配させたと謝罪した。料亭に対しては、すでに経緯の報告や説明をしたことも明かした。なお、公式サイトは、アクセスが殺到しているためか、20日午後も閲覧しくにくい状態が続いていた。
とはいえ、お詫び文については、「一体どこが誤解なんだ?」「なんでこんなに遅いの」などとさらにバッシングを浴びた。2人の連名ではなかったため、「本人らは謝る気なしって感じやね」「直接謝罪したのか? これじゃ火消しにならないだろ」といった声も上がった。大ヒット曲「全力少年」の歌詞をもじって、「積み上げたものぶっ壊してる」と揶揄する向きさえあった。報道によると、料亭の女将は、スキマスイッチ側から謝罪を受けたものの、大きなショックを受けたと明かしたという。謝罪は2人から直接あったのかなどについてJ-CASTニュースが取材すると、経営者が応対して「お客さまのことをお話しすると店の信用に関わりますので、私どもからお話しすることはありません」と答えた。
オフィスオーガスタに問い合わせると、担当者は不在で連絡も取れないといい、「公式サイトに載せたことがすべてです」とだけコメントした。
またまた、何様のつもりかしら無いが「偉そうな芸能人」が一般人をステージ上で揶揄したという下品極まりないことか?まぁ炎上しても仕方がないと思うがファンが一般人を攻撃って、これまた情けない。どんな音楽なのかと聞いてみたが、時折キャッチーなメロディを織り交ぜるパターン(CMに乗せ易さ前提?)が最近の音楽に見られるパターンだという以外特に感想を持つほどのものではなかった(当社比。あくまで個人の感想です)こういう形で簡単に売れてしまった悲劇なのかもしれないけど、今の芸能界、こういう芸能人が主流なんだろう。せっかく楽曲で売れても、ステージでこんな振る舞いで受けるというのが情けない。たぶん本人たちは「何が悪いの?」と分かってないだろう。言葉だけが上滑りする産業音楽制作者の悲劇だな。こういう芸能人は今の事務所のようなミュージシャンの事務所ではなく、保険の意味でエイベックスあたりのもみ消しの効く事務所、裏社会と仲良くしておいたほうがいいぞ。それとも芸人になって「毒を吐く芸風です」と開き直って生きていくのをお勧めする。それにしてもこの事件で最近の邦楽を色々聴かせていただき、勉強させていただきました。そのきっかけづくりをしてくれたことに感謝。※すでにエイベックスが業務提携してました。↓
所属事務所は株式会社オフィスオーガスタ(Office Augusta Co., Ltd.)
東京都渋谷区にある音楽制作プロダクション。1992年11月2日設立。代表取締役は森川欣信。社名は、森川欣信と設立時からの所属ミュージシャン杏子の誕生月が同じ8月(August)であったことに由来する。
資本金 1,000万円
売上高 25億円(2006年7月期)
概要
1992年、BARBEE BOYSの解散によりソロ活動を開始した杏子のマネジメント事務所として設立。その後、山崎まさよし(95年デビュー)スガシカオ(97年デビュー)などを発掘した。
2002年にBMGファンハウス(現・アリオラジャパン)と提携し、自社レーベルであるAUGUSTA RECORDS(オーガスタ レコーズ)を設立。また、自社のインディーズレーベルとして元ちとせなどを輩出したAtsugua Records(アツガ レコーズ)を運営している。
2014年9月にエイベックスと提携し、新たな自社レーベルであるAugument Records(オーギュメント レコーズ)を設立。オーマイガ!エイベックスがケツ持ちしてたか?
更に子会社にヒフケン(皮膚臨床薬理研究所株式会社)という「美容化粧品」の会社を持っているとは。ま、ミュージシャンのマネジメント会社がお金儲けしても誰も文句言いません。
所属ミュージシャン
杏子
山崎まさよし
COIL
元ちとせ
あらきゆうこ
スキマスイッチ
長澤知之
秦基博
さかいゆう
竹原ピストル
後述の『バンドワゴン』にも所属。
浜端ヨウヘイ
BELAKISS
福耳
1998年に杏子・山崎まさよし・スガシカオの3人で結成したユニット。現在はほとんどの所属ミュージシャンが加入している。
BARBEE BOYS
すでに解散しているため通常は実態がないものの、杏子とドラムの小沼俊昭(ただし一般社員として)が在籍する関係から、2008~2010年にかけての再結集時にマネジメントを担当している。
『バンドワゴン』所属
忘れらんねえよ
大野雄二
eastern youth(業務提携)
かつての所属ミュージシャン
野狐禅かつて竹原ピストルが在籍していたユニット。2009年に解散。
Chesoon
サンプリングサン
MICRON’ STUFF
スガシカオ