グラドル杉本有美、前事務所に未払いギャラ2000万円請求! だと?

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杉本有美、未払いギャラ2000万円請求!グラドルが前事務所訴えた

スポーツ報知 1月21日(水)

杉本有美 女優でグラビアタレントの杉本有美(25)が未払いギャラの支払いを求め、前所属事務所と係争中であることが20日、分かった。この日、東京地裁で行われた民事訴訟の弁論に杉本と前事務所代表、現事務所代表が出廷し、本人尋問が行われた。未払い総額は、前事務所代表は約540万円とし、現事務所代表は約2000万円としている。
法廷に立った杉本は、09年12月に当時所属していた前事務所代表との面談で「ギャラが支払われていないことを泣きながら訴えました」ときっぱり証言。支払い明細書に、したはずの仕事の項目の記載がなく、気づいたという。「(前事務所代表は)早急に調べてすぐ支払うと言いました。支払われていません」と話し、その時点の未払いは「4、5件ありました」と答えた。
杉本側が求めている未払いギャラの総額は約2000万円。現事務所代表によると、09年12月以降も含めた前事務所との専属契約期間とする07年4月~12年3月までの杉本のテレビ番組やCMなどの出演料、写真や映像の使用料などのうち、未払いだったと考えられる金額を概算したものになっている。
杉本は07年4月1日付で前事務所と4年間の専属契約を結んだ。契約期間中の未払いトラブルに、出廷した前事務所代表は「支払い漏れや請求漏れの単純ミスが多かったと思う」と答えた。契約期間満了前の11年3月に、杉本と面談した前事務所代表は、2年の契約更新とギャラの料率アップで「明確に合意しました」と証言した。
一方、杉本は「09年12月のギャラ未払いのお願いをしたが、対応が一切なかった。未払い分を支払うことを書面で約束することをお願いしました。契約は成立していない」とし、面談以降も「一切対応がなかったため、契約する気がないと思いました。1年(自動)更新されて12年3月末で終了すると思っていた」と話した。新たな契約書は双方とも作成されていないことを認めた。
この訴訟では前事務所代表側も、現事務所代表側に損害賠償請求している。現事務所代表は前事務所で杉本のマネジャーを務め、独立に際し、前事務所に杉本の移籍と独立の補償金1000万円を支払う協議がされていた。前事務所代表は、契約書面はないが「払うことで同意した」と証言。現事務所代表は「合意していません」と対立している。
この日で弁論は終結したが、沖中康人裁判長が和解勧告し、協議が行われている。

なんつうか、タレント本人の未払いギャラ問題はともかく、タレント利権(笑)を巡って浅ましい事務所どうしの訴訟合戦というのまで浮上して、この世界の虚業ぶりがあからさまになっているな。しかし金額を見ていると女の子が身体ひとつ張ってこの金額を稼ぐわけだから志望者が後を絶たないのもわかる。本来は世の中カネだけじゃない!と言いたいところだが、この美しい国はカネだけの国に向かっているから、もうどうにでもなってください。それにしても杉本有美さん、芸歴長っ!

杉本 有美(すぎもと・ゆみ)

1989年4月1日、大阪市生まれ。25歳。
小6の時に「ピチレモン」読者モデルでデビュー。
06年三愛水着イメージガールを機にグラビア、女優と活動の幅を広げる。
08年からテレビ朝日系「炎神戦隊ゴーオンジャー」でゴーオンシルバーの須塔美羽役で人気に。NHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」(11年)、ミュージカル「アニー」(13年)などに出演。
身長168センチ。B84・W58・H85センチ。