アナ雪カップ熱湯で破損=キリンビバ回収
時事通信 10月27日(月)17時0分配信
キリンビバレッジは27日、「午後の紅茶」の景品として配っていたマグカップ計約30万個を自主回収すると発表した。熱湯を注ぐと破損する恐れがあるため。
マグカップはディズニーの「アナと雪の女王」など6種類のキャラクターがプリントされている。今月中旬から配布していたが、21日から26日までの間に「ひびが入った」などの申し出が計10件あり、1人は軽いやけどを訴えたという。原因は分かっていない。
問い合わせ先は「午後の紅茶マグカップ」係、フリーダイヤル(0120)886408で平日午前9~午後5時。この景品を着払いで送れば、代替品を返送する。
おいおい!すでにヤフオクで転売ヤーが売りをかけてるぞ!人気便乗で焦る気持ちはわかるけど、仮にもマグカップが熱湯で破損するとはお粗末極まりない。無理な納期で発注をかけたのが悪いのか、無理を承知で粗製乱造したメーカーが悪いのか、いずれにしても安易な便乗商法はビバレッジのこととはいえ、キリンらしくないぞ。資本主義が成熟していくとあらゆるモラルが危機に瀕する気がするが、その一端のような研究が米カリフォルニア大学バークレー校の心理学者Paul Piff率いる研究チームが行った社会階級と不誠実さの関係について実験。実験では、社会階級がより高い人の方が不正を行う傾向が高いことが分かったとのこと。また、より高い階級に属すると思い込まされた場合には、以前よりも非倫理的に行動するようになったとのことだ。これってTEDで紹介されて、誰も見ていないとキャンディーを盗み食いしたりするのは、より高所得な人だったとかいう研究だったような。洋酒メーカーも売上の拡大ばかりに目を向けると、ビールを作り、清涼飲料を作り、と、まぁここまでは良しとしても、それまでに莫大な広告宣伝で作り上げたブランドを健康食品に使うようになれば、これはもうモラルとしてどうかと思う。少なくとも大変下品な企業経営ではないだろうか?いつもこういう考えが頭によぎるときには、おなじみの欽ちゃん顔の村上某が言った「お金儲けして何が悪いんですか?」というインタビュー光景が同時に思い出される。良くも悪くもというか、悪い面ばかりアメリカの後を追い始めている美しい国。ま、国民がそれでも良いと思ってるならもうどうでもいいけどね。