アイドリング!!!解散へ「ドッキリではありません」時期は未定
スポニチアネックス 3月3日(火)
アイドルグループ「アイドリング!!!」の統括プロデューサー・神原孝氏が3日、公式サイトで「グループ活動の終了の話が現実味を帯びてきたのは事実です」と今後について報告した。
2006年10月に番組「アイドリング!!!」から誕生。「現在進行形で成長するアイドル」として活動し、タレントの菊地亜美(24)らを輩出している。だが、昨年末から番組の終了とグループ活動終了の話が出てきており、2月から関係各所との協議・調整に入ったところで、具体的な内容は確定していないという。
数々のドッキリ企画を行ってきた「アイドリング!!!」だが、「今回、残念ながら『アイドリング!!!メンバー並びにファン様へのドッキリ』ではありません」とし、「詳細が固まり次第、真っ先にファンの皆様へご報告致しますので、それまでは、状況を静かに見守っていただければ幸いです」と呼び掛けている。
今後としては3月18日に6枚目のアルバム「ロデオマシーン」が発売、28日には長野せりな(20)卒業ライブも開催されるなど「まだまだ、ファンの皆様と直接向き合い、触れ合う機会は多くあります。これまで以上に、暖かい声援と、力強いご支援をお願いするとともに、この様な形での第一報となったことを、心よりお詫び申し上げます」としている。
芸能界での今一番の商売、「ひと山いくら」のアイドル(ミニスカ必須)商法だが、AKBの一人勝ち状態に柳の下から脱落する事務所も多い。「ひと山」の中からある程度稼いでくれるタレントが見つかれば、次のタレント発掘の手段としての「ひと山」グループが機能して循環していくというのが、おニャン子以来のビジネスモデルだが、ここまで類似のグループとタレントが生まれ、競争が激化した現状ではなかなかそのビジネスモデルを維持することも難しいだろう。しかし、そこはハイエナも驚く芸能界、タダでは転ばず、解散をネタにもう一稼ぎしようと目論んでいるようだ。過去にもアイドルグループの解散商法は何度と無く繰り返されてきているが、気になるのはますますAKBグループの寡占化が進むということだ。AKBは普通のアイドル事務所ではなく、事務所はどこでもいい、AKBという商標で儲ける。ここはアイドルに何があっても平気。売れないのは本人の自己責任と、落ちぶれてAVに出るなり、田舎に帰るなりご勝手に、次をどんどん補充するという、まさに現政権の「労働者はモノ。弱者は去れ、強者はどんどん儲けてくれ」という理念を芸能界で体現している存在。でも、これって芸能界全体がそうなんだけどね。まさに美しい国を象徴しているではないか。