やしきたかじんさんの長女、出版差し止め求め提訴 晩年を百田尚樹氏が描いた「殉愛」 だと?

たかじん事件ですよ

やしきたかじんさんの長女、出版差し止め求め提訴 晩年を百田尚樹氏が描いた「殉愛」

産経新聞 11月21日(金)18時17分配信

たかじん今年1月に64歳で死去した歌手、やしきたかじんさんの晩年を作家の百田尚樹氏(58)が書いたノンフィクション本「殉愛」によって名誉毀損(きそん)やプライバシー侵害をされたとして、たかじんさんの長女(41)が21日、出版元の幻冬舎に、出版差し止めと1100万円の損害賠償などを求める訴えを東京地裁に起こした。
訴状では、複数の虚偽の記述があり、「原告の私生活に関して誤った認識を与える」と指摘。さらに、「百田氏は原告をはじめとした親族などに取材をして事実確認しようとしなかった」と主張している。
「殉愛」は今月7日に発売された。

ノンフィクションと謳う以上は、一方のソースだけではなく、複数のソースにあたること、この場合本人が死んでいる以上、これは最低限の取材活動だろう。最後のバタバタで遺産を手にし、いろんな噂のある限りなくグレーな人物側について、一歩間違えれば嘘の補強役をさせられる事は考えなかったのであろうか?案の定というか、その派手なテレビを使った出版告知の裏側で、出版と利害関係のないたかじんの関係者から、早くも様々な疑問が噴出している。金と権力に目がない、作家と称する百田某がお手軽なテレビバラエティの感覚でニンジンに飛びついたとすれば、法廷の場で何が明らかにされるか楽しみである。ま、少々の法廷闘争ぐらいで化けの皮を剥がされるほどヤワではなさそうだし、スキャンダルを金にする錬金術師見城も背後に控え、勧善懲悪の法廷にはならないだろう。さてさて、どうなるだろう。