なんで?中国のハイスコア…日本 最終鉄棒で0.100差負け銀 だとぉ?

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スポニチアネックス 10月8日(水)7時1分配信
◇体操世界選手権第5日(2014年10月7日 中国・南寧)

スクリーンショット 2014-10-08 10.11.01 激闘の末に体操ニッポンの夢は散った。体操世界選手権男子団体総合決勝は7日、中国の南寧で行われ、日本は合計273・269点で銀メダル。273・369点で史上最多の6連覇を達成した中国にわずか0・100点及ばず、78年ストラスブール大会以来、36年ぶりの頂点に届かなかった。主将の内村航平(25=コナミ)は平行棒を除く5種目に出場し、ほぼ完璧な演技を披露したものの、スコアが表示されるとぼう然。9日の個人総合で前人未到の5連覇を達成し、悔しさを晴らす。
現実を受け入れられない。耳をつんざく大歓声の中、内村が驚きの表情で口を開け、屈辱のスコアを眺めた。最終種目の鉄棒。日本は先に競技を終え、2位で追う中国を待った。最終演技者の張成龍の得点が、15・866点を下回れば36年ぶりの金メダル奪回。だが、地元の大歓声に乗って張成龍が完璧な演技を披露し、得点は驚異の15・966点。18の演技を積み重ねた結果、わずか0・100点差で頂点に届かなかった。
 「言いたいことは山ほどあるけど、中国の最後の演技は素晴らしかった。完全アウェーで0・1点。場所の分の0・1点かな。しようがない」
序盤は理想の展開だった。床運動、あん馬と日本が得意の2種目を終えた時点で、中国を3・583点上回った。つり輪で2点縮められたものの、最終種目・鉄棒を残して0・991点リード。鉄棒は加藤が14・200点にとどまったが、日本のアンカーを務めた内村が好演技。力強いガッツポーズと自慢のどや顔も見せたが、日本のミスに観客が拍手を送る完全アウェーの中、最後の最後に大逆転を許した。
「やれることは100%以上、出し切った。満足はしていないけど、いい演技ができたことは良かった」
冨田が“栄光の架け橋”で締めくくり金メダルを獲得した04年アテネ五輪。当時高校1年だった内村は、深夜テレビで観戦し、心を奪われた。それ以来、内村はずっと団体総合の世界一を狙ってきた。五輪や世界選手権前、無敵の個人総合への意気込みを問われた時でも、「まず団体で金メダルを獲りたい」と言い続けてきた。
東京開催の11年世界選手権後、銀メダルを携帯電話の待ち受け画面に設定し、翌年のロンドン五輪へ闘志を高めたこともあるが、今回はやめた。「めんどくさくなった」と笑うが、真意は別だ。床運動の白井、あん馬の亀山というスペシャリストが加入するなどチームは変わった。最年長となり、初めて主将に就任。「僕が引っ張らないといけない。演技で見せないといけない」。新たな気持ちと新たなメンバーで世界の頂に挑んでいた。
メダルの色は銀だったが、これで内村の世界選手権のメダルは14個に。日本最多の監物永三の15個に王手をかけた。9日は、前人未到の5連覇がかかる個人総合決勝。「気持ちを切り替えて、疲労を抜いて、6種目できるように頑張りたい」。団体で悔しさを味わった万能キングが、個人で金字塔を打ち立てる。

いやぁ、悔しいだろうけど、さすがに冷静な分析。多くの国際大会で戦ってきただけに、マナーの悪い観客やジャッジにも、大人というか冷静な反応だろう。しかし何度も言うけど、中国は大国大国と主張する前に自国民の民度を上げてくれないと話にならない。