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『天空の城ラピュタ』は“借金返済”のため ジブリ・鈴木敏夫氏が秘話 だとお?

2014/09/27

オリコン 9月23日(火)18時52分配信

20090207_408589スタジオジブリのプロデューサー・鈴木敏夫氏(66)が23日、都内で行われた『風立ちぬ/かぐや姫の物語』ブルーレイ&DVD発売記念公開特別対談イベントに出席。昨年、宮崎駿監督が『風立ちぬ』を最後に長編アニメ制作からの引退を表明したことに関し、“盟友”との思い出を振り返りながら、映画『天空の城ラピュタ』(1986年)が“借金返済”目的だったことを明かした。
鈴木氏は「彼の作る作品を見てみたかった」との思いから宮崎氏とタッグを組み『風の谷のナウシカ』(1984年)を制作した。しかし鈴木氏は、『ナウシカ』が完成した際に宮崎氏から「つらい。(映画を作る上で)仲間に言いたいことを言わないといけない。作品はできたけど、色んな友達を失った。そんな人生は嫌だ。アニメーターに戻りたい」と相談を受けた。
しかし、宮崎氏の苦悩とは裏腹に『ナウシカ』は大ヒット。宮崎氏の手元に“6000万円”の大金が舞い込んできた。想像以上の収入に宮崎氏は、鈴木氏に“使い道”について相談。鈴木氏は「そのとき(映画監督の)高畑勲がドキュメンタリー映画を作っていた。ドキュメンタリー映画は、2、3000万円で作れるから出資しよう」と提案したという。
しかし鈴木氏は、高畑監督はドキュメンタリー映画の制作途中で宮崎氏の6000万円を「使いきった」と告白。手元の大金が一瞬で消えた宮崎氏は「どうしよう。自分の家を抵当に入れるのは嫌だ」と困惑し、その際に相談を受けた鈴木氏が第2作の制作を持ちかけ『天空の城ラピュタ』の誕生に繋がったという。
鈴木氏は、「彼は即断即決で、『(『ラピュタ』制作に)わかった』と言った。5分後には『ラピュタ』のアイデアを僕に話してきた。『小学校のときに考えた』って言ってましたよ」と回顧。
「高畑さんが期間内に映画を作ってたら『ラピュタ』の誕生がなかった」と感慨深げに話し、司会から「借金を抱えると次をやるんですね」と言われると「そうですね」と笑い飛ばしていた。
イベントでは、 AKB48の総合プロデューサー・秋元康氏(56)と約1時間半にわたってトークを展開。鈴木氏の貴重な話に真剣な表情で耳を傾けた秋元氏は、『風立ちぬ』を鑑賞し「そりゃもちろん面白い。思いが伝わってくる」と絶賛。「僕は、テレビという仕事をしていると、最大公約数を考えてしまう。こういう表現は、どれくらいわかるだろうかと。でもこの作品は、心が洗われる。監督からのメッセージがシンプルですごいなと思いましたね」と感嘆の声を漏らしていた

6000万を食いつぶした高畑作品が柳川掘割物語だが、1987年 第42回毎日映画コンクール教育文化映画賞 1987年 第41回日本映画テレビ技術協会映画技術特別賞という2賞を受けた以外あまり話を聞かない地味な作品。ドキュメンタリー作品とはそういうものだが。まぁ「金のため」というのは最も大きなモチベーションだということでしょう。

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