今年5月に元プロボクサーのバー経営者と再婚し、わずか「55日」で芸能界最速スピード離婚をした女優・遠野なぎこ(34)の講演会が大盛況だと発売中の『女性自身』(光文社)が伝えている。
遠野といえば、09年5月に交際半年で一般男性と結婚したものの、わずか72日後に離婚。ここ数年は恋多き女として最高8股を公言し、バラエティーで「同じ人と3回以上デートできない」などと“ヤリマン”ぶりをアピールしていた時期もあった。
この背景には「幼少期に母親から受けた虐待」があると指摘されており、遠野は虐待が原因で摂食障害や強迫性障害などを患い、リストカット癖があったことも認めている。それが特定の男性を愛する感情を失わせ、奔放さにつながったといわれている。そんな彼女が「初めて本気になれた相手」だと意識したのが前述のバー経営者の男性だった。彼と交際してからは「一度も過食嘔吐をしていない」と相性のよさをアピールしたこともあったが、結局は超スピード離婚になった。
通常、これで彼との仲は終わりになりそうなものだが、遠野は8月に出演したバラエティー番組で「(離婚した)彼との子どもがほしい」などと発言。一部週刊誌でも、離婚後も彼のバーに入り浸るなど恋人同然の付き合いを継続していることが報じられたため「なんのために離婚したのか」「売名目的では」といった批判を呼ぶことになった。
実際、遠野は恋愛や結婚のトラブルに絡んだテーマの番組に呼ばれることが多く、スピード離婚の際はメディア露出が激増した。これに伴って遠野と同じような心の闇を抱えた女性たちが熱狂的ファンとなり、ブログでお悩み相談をするなど“教祖化”している。
この人気と彼女の壮絶な経歴に目をつけたのが、冒頭で触れた講演会だ。9月23日に開催される「摂食障害・心の闇」をテーマにした京都の講演会にゲストとして招かれており、チケットは前売り券で2500円、当日は3000円と決して安くはないが、売れ行きが好調なのだという。
テレビでも堂々と「バラエティはボロい仕事」とか正直な物言いで人気、その本音が見え隠れするが、それも含めて露出して、されてなんぼの商売だから、売名離婚もおおいに結構ではないか。悩める女性たちも、それで救われるのなら結構ではないか?結局、それをネタに飯を食う芸能マスコミもネタ枯れから救われとるがな。